ようやく始まります。もう個人輸入のハードルを超える必要はありません。
3D Sysrtemsの入門者向け3DプリンタCubeシリーズが日本の会社から買えるようになります。予定価格を見たところ、個人輸入するより少し安そう(為替レートと送料しだいですが)。修理や消耗品のサポートも始まる様子。
Cube と CubeX の両方を扱うのは
イグアス。Cubeは160,000円、CubeXは398,000円からの予定。CubeXは武藤工業からも発売されます。両社とも出荷開始は6月の予定。
Cubeシリーズはプラスチックを熱で溶かして塗り重ねていくタイプの3Dプリンタです。近年、この分野ではスタートアップの廉価な製品やオープンソースなキットがたくさん登場していますけど、入門用としては入手性がよく扱いやすいCubeを推す人が多いんじゃないでしょうか。ちなみに3D Systemsは27年の歴史を持つ3Dプリンティング専門の企業で、2012年の売上高は3.5億ドル。ここ2、3年は1億ドルずつ売り上げを伸ばしています。
サービス面でCubeを特徴づけるのは、Cubify という3Dデータ・マーケットプレイスの存在。エレキギターの胴体をカスタマイズできる 3Dプリンテッドギターや、フィギュアの顔を写真から作成するサービス 3D ME など、3Dプリンタの魅力を引き出すアプリケーションが用意されています。また、Cubifyにはユーザーたちの作品を販売する機能があって、新しいビジネスモデルの実験場にもなっている模様。Webサイトを見ているとワクワクしてきます。
武藤工業のリリースによると、初年度に「数千台」の販売を見込んでいるとのこと。多いようなそうでもないような……いや多いですよね、きっと。突如、数千台のデスクトップ3Dプリンタが日本中に散らばっていくわけです。想像を超える事態ですな。
それから、Cubeと時を同じくして国内販売がアナウンスされたオープンソース路線の製品についても触れておきます。
RepRap Community Japanによるデスクトップ3Dプリンタ atom をベースにした組み立てキットが発売されます。こちらは4月末出荷開始予定。お値段は組み立てワークショップの参加費と合わせて139,800円。「ものを作る機械を作る」というディープな体験に惹かれる人はキットも検討してみてはどうでしょう。








